超能力者 (映画)

スクラップ工場で職を失ったギュナムは、ユートピアという名の小さな質屋に再就職する。上司のチョン・シク、娘のヨンソクと一緒に働くことになり、家族的な雰囲気に惹かれる。しかし、ギュナムにとってこの幸せは一瞬のことだった。
チョインは残酷な幼少期を過ごしてきた。幼い頃から義足をつけ、父親からは虐待を受け、母親は絶望から自分の息子を殺そうとしたこともある。また、チョインには畏敬の念を抱かせる超能力が備わっている。自分の視界に入った他人の心を操ることができるのだ。
ある日、金庫の中の金を盗むためにユートピアの質屋に入ったチョインは、抵抗されるとは思ってもいなかった。しかし、ユートピア質店には、彼のマインドコントロールから解放された男が一人いた。その男こそ、ギュナムだった。そして、チョインは質屋の店主を殺害し、逃走を図る。その様子はすべてCCTVに収められている。
超能力を持ち、失うもののない二人の壮絶な戦いが今始まる。