ガンズ・アンド・キドニーズ (2021)

アモンは借金から逃れるために家に帰ろうとしたが、玄関先で債権者たちに出くわす。負傷して荒れ地に逃げ込んだところをラオファンに助けられる。ラオファンは、廃墟と化した工業地帯で「ガンズ＆キドニーズ」という小さなレストランを経営している。15年ほど前、この地区で取り壊しが試みられたが、住民の不満が募り、途中で放棄され、困窮したままになっていた。アモンは、ここの人たちは活気があってタフだが、商売がうまくいかないので感覚が麻痺していることに気づいた。
そんな中、外国の撮影隊が廃墟と化した工業地帯を撮影したいと言い出した。しかし、その一方で、取り壊し計画が再燃し、債権者たちがこの地域に迫ってくるという事態が発生します。