太古の昔、魔物「九英」が世界を混乱させる。金、木、水、火、土の五神将は力を合わせて九尾を封じるが、自らを犠牲にしてしまう。神々の魂は人間界に散り散りになって消えていく。
数千年後、白楽家により建国された汝の国は、狼族と常に戦争をしていた。皇帝と皇太子が相次いで亡くなった後、若き皇帝・白居易が即位するが、母方の一族はその若さに乗じて、徐々に朝廷の権力を掌握していく。
亡くなった皇太子(平原太子)の二人の息子、白瑛玄と白瑛宏朔は、皇位に忠実でありながら、常に疑惑と弾圧にさらされる。一方、狼族の新しいリーダー、ミン・イェフェンは、平原太子の娘である白居易の正体を知ってしまう。この秘密が白瑛一族を奈落の底に突き落とす。
ジュウインが封印を解き始めると、神々が次々と目を覚まし、元素の力を再発見していく。白帝宏朔と白帝紅玉の助けを借りて、五神たちは再び集結する。世界を守り、平和をもたらすという千年来の約束を果たすことができるのか?