緑の草、淡い火 (2021)

1930年代、日本帝国の離島のひとつが舞台。悪名高い炭鉱 “グリーン・ジェイル “から逃げ出そうとする “ピンギヌム “の一団を追った。彼らは熱帯のジャングルで道に迷い……。

飢餓に苦しみ、捕まれば暴行を受けるという過酷な状況。運が良ければ近くの海岸まで泳ぎ着き、悪夢から解放されるのだが、この映画では、ある人々にとって逃げ場がなかったことを超自然的な方法で表現している。戦後、島の人々は鉱夫たちの幽霊がさまよい、まるで方向を見失った哀れな魂であるかのように目撃してきたという。

(出典：OAFF)