才能あるピアニストの息子であるインハは、家業を継ぐことを夢見ている。しかしある日、父親が隠し子のジホ(チュ・ジフン)を連れてきて、彼が家業を継ぐと宣言したことで、インハの世界は崩壊してしまう。インハの母親はここに復讐を企て、ジホの前ではお人好しの母親を演じながら、ジホを利用するのだった。
ジホは天才ピアニストとして成長し、家業の後継者となる。継母と継兄のインハを自分よりも愛し、彼らのために最善を尽くすことだけを願っている。しかし、自分を陥れた秘密や嘘、陰謀を知った時、かつて最も近い家族だと思っていた人々に復讐することを誓うのだった。