様々なイベントの仕事をしながら、無名のMCキョンマンとその妹キョンミは、長い間入院していた父親の面倒を見ていた。突然の死去に悲しむ暇もなく、キョンマンは父の葬儀代がない、という厳しい現実に直面する。葬儀費用をまかなうため、キョンマンはこっそり地方に行き、誕生日会の仕事をするが、そこで思わぬ騒動に巻き込まれる。
キョンマンは大切な父を見送るために、他人の家族を祝福しなければならない。逆説的な状況に追い込まれたキョンマンと、理由もわからず一人で葬儀会場に残ることになった妹を通して、フェスティバルは人生がいかに皮肉なものであるかを教えてくれる。人生の重荷や苦労は人それぞれだが、限られた理解とわずかな希望にもかかわらず、人生は続いていく。キョンマンが遭遇する絶え間なく変化する状況とキョンミの葬儀場での危険な滞在は、苦しんでいる親族を涙で濡らすが、「一つの祭りと二つの葬儀」を通じて、兄妹は次第に強くなり、新しい人生を始めることになるのだ。
(ソース:bifan.kr)