小さなレストランを営みながら、植物に愛情を注ぐ内気な独身女性、ミラ。そんな彼女の前に、5年ぶりに兄のヒョンチョルが現れ、生活が一変する。ヒョンチョルはミラの家に住み着いただけでなく、すぐに新妻のムシンが加わった。ムシンは年上の女性で、煙突のように煙草を吸う。そして、ある日、ムシンの連れ子がミラの家に転がり込んでくる。
この映画の後半では、スンギョンが主人公。しかし、母の死と異母兄のキョンスクの存在によって、その計画は中断される。
まるで、鮮烈な家族の肖像を織り込んだタペストリーのように、この登場人物たちの絡み合った人生が、数年後、映画の第3部では一つになる。