宦官 (1986)

政府の中堅職員ソの息子ジョンホと、大臣クラスのキムの娘ジャオクが密かに会っている。それを知ったジャオクの父親は、ジョンホを捕まえて去勢してしまう。そしてキムは権力を手に入れるため、ジャオクを宮中に送り込む。その美しさからジャオクは王室の妾に選ばれる。しかし、ミョンジョン王はキムの意図を察知し、ジャオクに目もくれない。王はジャオクの侍女、ギルニェオを自分の寝室に連れて行く。ギルニョは宮廷女官となり、ジャオクを手厚くもてなす。ジャオクに会うため、ジョンホは宦官となり、宮中に入る。ジョンホはジャオクを見つけ、真夜中の再会を果たす。しかし、ジョンホは宦官であることに疑問を感じ、クァンジンの助けを借りて逃げ出す。深い決意のもと、ジャオクは王室の寝室に入る。翌日、寝室には2つの死体だけが残されていた。
(出典: 韓国映画資料院)