狐王の末娘である九尾狐白乾は、軍神莫遠の弟子となるために崑崙山に連れてこられる。そこで学んでいるうちに戦争が起こり、莫言は魔王を封印するために命を落とすことになる。
7万年後、白乾は自らを犠牲にして魔王を封印しようとするが、代わりに人間界に投げ出され、すべての記憶と神通力を失ってしまう。白乾は人里離れた山で一人暮らしをしていたが、九天の皇太子イェフアを助ける。彼は実は天界の婚約者で、故モー・ユアンによく似ている。二人は相手の正体を知らないまま恋に落ち始め、三生三世で出会うという恋の艱難辛苦を味わうことになる。
~~ 唐斉公子(唐七公子)の小説「三生三世十里桃花」(三生三世十里桃花)を翻案したもの。