小さな染物工場を営むハンチャンは、24年前に妻のスヨンに捨てられ、今は海外で暮らすバツイチ男。娘のミレが結婚することを妻に知らせるため、ハンチャンは妻に電話をかける。
ジンクはミレの婚約者だ。母親のドスンは、未来の義父であるハンチャンに電話をかけ、打ち合わせをする。約束の場所で会うと、ドスンは結婚を許さないという爆弾発言をする。
そんな中、ミレとジングクはラブホテルに行く。そのモーテルで、ジングクが無料宿泊券を使っていたことを知ったミレ。このことがきっかけで、二人は口論になる。言い争いの最中、二人のもとにドスンから会いたいとメールが届く。そしてドスンは、ミレの両親のせいで結婚できないと言い放つ。
1985年、学生運動が盛んな時代、ヘチャンは仕事もなく、人生の目標もなかった。そんな時、ヘチャンは警察に学生運動の関係者と間違われ、警察署に連行される。警察署で、警察と口論していたスヨンに一目惚れしたのだ。ヘチャンはスヨンが落としたノートを拾った。
ヘチャンは宿泊した下宿の隣の部屋に住む学生から学生証を預かる。そして、ヘチャンはスヨンのノートを返すために韓国大学に行く。気まぐれに、自分は経営学を専攻している学生だと嘘をつく。
一方、ヘチャンはドスンがかつて自分が住んでいた下宿の娘であることを思い出す。ヘチャンはドスンに再会する。ドスンは妻との別れについて尋ねる。ヘチャンはドスンに内緒にしておいてくれと頼み、スヨンが自分にも娘にも会いに来なかったことを話す。ミレは密かに調査を始めるが・・・。