1920年代から1940年代を舞台に、遊び好きで臆病な旧清朝の北陵覇蘭が、皇帝の墓の秘宝の記録を手に入れたことから、人生が大きく変化していく物語である。
1909年、ハ・ランは都の荒れ果てた宮殿で生まれた。シャオユエ・ルーとは幼なじみ。ある時、勉強仲間として宮殿に入り、宮廷料理に恋をして、神の料理人である謝と親しくなる。
トン侯爵の娘トン・リー・ホアとの婚約の日、ハランは二人の結婚を拒否し、代わりにシャオ・ユエ・ルーとの結婚を望むと言う。一方、宦官ワンは皇室の墓の機密記録を盗み出す。王宦官は王墓の機密文書を盗み出し、謝旻甫はハ・ランに渡す料理の中にその文書を隠すという巧妙なすり替えを行う。一方、王宦官の名付け親である王世子も宝物を狙っていた。