帝都医科大学静岡第十一分院に赴任した外科医・加地秀樹は、院長の伊藤修一からまったく予想外の提案をされる。伊藤は、次の選挙で加治を教授に推薦したいという。梶は金には目がないが、地位や権力には興味がない。そこで、梶は丁重に辞退する。しかし、その3日後、梶は手術中に自分の死期を痛感する。しかし、その3日後、梶は手術中に自分の死期を痛感し、自分の将来について少なからず考えるようになる。梶の態度は一変し、候補者として名乗りを上げることになる。幸いなことに、この選挙にライバルはいない。7人の教授の半数以上の票を集めれば、教授の座が約束される。早速、地元財界の実力者である清水権蔵から強力な資金援助を受け、票集めに奔走する梶。しかし、冒頭で思わぬ苦境に立たされる。伊藤派の3人が票を約束する一方で、熱海正人次長派の3人が不支持を表明。梶は選挙に勝つために、両派閥に属さない最後の一票を確保するために行動を起こす。しかし、幸か不幸か、その票を握っていたのは、最年少の教授、藤宮小百合だった。彼女はその誠実さから、静岡のミス・クリーンと呼ばれている。梶は彼女を取り込もうとするが、なかなかうまくいかない。そんな中、梶はますますプレッシャーを感じるようになる。熱海が突然の参戦を申し出てきたのだ。そして、もう一人の候補として、輝かしい経歴を持つ外科医・鶴田拓海が選ばれる。彼は梶に宣戦布告し、何が何でも教授になることを誓う。
(出典:jdramas.wordpress)