鬼にDダイヤル (2000)

ランタオ島の別荘で休暇を過ごすことになった6人の若者たち。期待通りの場所だったが、一歩足を踏み入れると奇妙なことが起こり始める。その中の一人、ビッグ・ブリーは幽霊や霊が見える能力を持っており、危険が迫っていることを察知する。しかし、仲間に知らせる間もなく、彼は自分の部屋で死んでいるのを発見される。ショックを受けた仲間たちは、その場を離れようとするが、道はいつもその家につながっており、近隣の家も不思議なことに消えてしまっていた。仕方なく、その幽霊屋敷で一夜を過ごすことにする。やがて、ポケベルが鳴り始め、「これから死ぬ」というメッセージが、時間差で送られてくる。この屋敷は独自の生命を持っているようで、やがて5人は離れ離れになり、4人は炭の悪魔の手によって死を迎える。最後の一人、ガブリエルはビッグ・ブリー（恋人）の霊と出会い、共に謎を解き明かそうとする。ガブリエルは事件全体の唯一の生き残りとして夜明けまで生き延びることに成功する。彼女は本土に戻るフェリーに乗り込むが、フェリーの乗客が事件について話しているのを耳にしたとたん、悪魔に変身してしまう。新聞によると、6人全員の死体が発見されたため、悪魔に殺されたことが判明する。