デスティニード・ハーツ (2009)

テッサ・ラミレスは、担当したすべての事件、特に児童虐待の事件で勝利を収めてきた、偉大で評判の高い弁護士である。しかし、失った娘を探す苦悩は、彼女の最大の闘いである。1980年の大学時代、彼女はハイメ・アルフェロスの誠実で愛情深いパートナーだった。ハイメはテッサに「半年間のアメリカ留学から戻ったら、結婚しよう」と約束していた。ある日、ハイメの母親がテッサに、ハイメが他の女性と浮気をしていると告げた。テッサはハイメに電話をかけたが、その電話はパトリシア・アラゴンが受け、交際を確認した。その時、テッサは妊娠していた。ダニエル・ラミレスは、彼女を密かに愛している友人である。彼はテッサが喜ぶことなら何でもするし、実際、夫として、子供の父親としての立場もある。
そんな中、テッサの娘メリッサが、赤ん坊を労働者に育てることを目的としたシンジケートに誘拐されるという、思いがけない事態が発生する。赤ん坊のメリッサを小児科医に診せていたダニエルは、突然、男に銃を突きつけられ、赤ん坊を引き渡さなければ殺すと迫られる。テッサはダニエルの娘を失ったことを知り、大いに責める。