24歳のチェン・メイ・ルーはネット警察に所属し、性格は引っ込み思案で変わり者。彼女の誕生日に、唯一の親友である江慧珍が豪華なパーティーを計画してくれた。その夜、バビロニア人のような風貌の男が近づいてくる。彼は自らを王子と呼び、彼女のために生まれてきたという。チェン・メイは冗談だと思っていたが、その “王子 “は自分の名前を口にする……。
ハンサムで優れた王子、華麗な恋のライバル、風や雨を操る力を持つ姫、王子の親友で天文学的な富を持つ男。それらはすべて、彼女が12歳のときに書いた日記の中の登場人物だった。
その日記の筋書きは、幼稚で陳腐なものだった。その3人が突然現れたということは、もしかして……この「日記の登場人物」に命が吹き込まれたのだろうか?
(出典中国語=豆板醤||翻訳リッチェル