中国北西部の甘粛省には、60年前にゴビ砂漠に捨てられた無数の囚人の遺骨が眠っている。1957年、共産党の反右派キャンペーンで「極右」とされた彼らは、嘉靖口と明珠の再教育キャンプで餓死していった。
2005年から2017年にかけて撮影され、『鳳鳴』(2007年)と『溝』(2010年)のワンの調査を発展させたこの8時間の映画は、中国のほとんどの省をカバーし、120人以上の生存者を訪ねて600時間を超えるオリジナルのインタビューから作られたものである。収容所の生存者がどのような人物であったのか、どのような苦難を強いられたのか、そして何が彼らの運命となったのか、私たちを収容所の生存者に直接会わせようとするものである。
2018年カンヌ国際映画祭で特別招待作品として初上映されました。
(提供:イカロスフィルムズ、モヴィオラジャパン)