澤田 樹は、カメラマンのアシスタントとして働いている。ただただ無駄な日々を過ごしていた。自分を変えるため、青年海外協力隊に参加する。訓練所ではトラブルを起こす。羽村一成に反発し、合宿所のルールを破ることもしばしば。そして、野村志保と一緒にフィリピンに送られる。フィリピンでも田鶴と和成はうまくいかない。
ある日、田鶴はバギオに写真を撮りに行く。そこで、ノエルという少年とその姉のアンジェラに出会う。フィリピンの現状を心配する。自分の無力さを痛感し、日本へ帰る。
8年後、東日本大震災が起きた東北地方で、田鶴と一成は再会する。