テ・ガンホは会社一の集金人で、同僚からは慕われ、訪問先からは怖がられている。どんな手を使ってでも借金を取り立てることで知られる彼は、仕事中も牛追い棒を手放さない。ある日、タエは突然失神し、医師から肝臓ガンであることを告げられる。そこで彼は、亡き息子から提供された臓器の提供者を探し、別の種類の借金を取り立てようとする。肝臓の提供先として真っ先に名前が挙がるのは、敵の多い詐欺師チャ・ハヨン。
出所間近のチャ・ハヨンを探し出すのは簡単だった。しかし、彼女が持ちかけた取引は、自分を陥れた犯罪組織のボスへの仕返しを含んでおり、テの将来を危うくするものだった。チャと肝臓を移植まで守ろうと奮闘するが、チャには別の思惑があった。