チャンピオン (2002)

貧しい家庭に生まれたキム・ドクグは、無一文で家を出てソウルの路上で必死に生きている。そんな中、偶然目にしたボクシングの試合のポスターがきっかけで、プロボクシングの道へ進むことになる。数々の試練を乗り越え、アジア太平洋選手権で優勝し、人生最高の瞬間を味わうキム。一方、ボクシングの世界チャンピオン、レイ “ブンブン “マンシーニは、2試合目の対戦相手に彼を選び、ドゥクグは婚約者を世界チャンピオンの妻にするという約束を残してラスベガスへ行くのだった。1982年11月14日、ついにマンシーニとの対戦のためリングに上がったキムは、その身体能力の高さと冷静な判断力で、対戦相手のマンシーニをはじめ、誰もが驚く。しかし、14ラウンドでキムは倒れ、昏睡状態に陥ってしまう。