自称 “普通 “に暮らす女子高生・奈緒は、ある日、学校の図書館で謎めいた同級生・桐に声をかけられる。 桐は奈央を、桐の近所で起きた殺人事件の現場を訪ね、小説を書くためのインスピレーションを得ようと誘う。
一方、春と圭の姉妹は、山荘で父親が何者かに殴られるのを目撃する。逃げ出した姉妹は、犯人に追いかけられる。
音大受験に失敗した琴音は、父が経営する喫茶店で働くことになる。幼なじみの和志と一緒に働いており、雰囲気はいい。妹のカノンは琴音を心配しながらも、バンド活動に打ち込む日々を送っている。
雨の中、ベランダに佇む謎の少女。見据える門の先には何があるのか?
この4つの物語が交錯し、それぞれの少女の境界線は次第にボーダーレスになっていく。
~~ 誉田哲也の小説「ボーダーレス」を映画化。