青いツバメ (2005)

韓国初の女性パイロット、パク・キョンウォンの実話を基にした作品。
幼い頃から空を飛ぶことを夢見ていたパク・キョンウォン。パイロットになる夢を実現するため、26歳のとき、日本に渡り、航空大学校に入学する。航空大学校で学ぶ傍ら、タクシーの運転手をして生計を立てていた。ある日、キョンウォンは男性客を乗せるが、その男性は韓国からの留学生ジヒョクだった。ジヒョクは、彼女がやろうとしていることに惹かれる。キョンウォンに求愛を始めるが、ジヒョクは軍隊に入隊するため去っていく。
数年後、キョンウォンは初飛行を行い、パイロットになる。彼女の快挙は韓国でも評判になる。一方、キョンウォンは同じ韓国人女子航空学生ジョンヒを引き取るが、ジョンヒはキョンウォンの後を継ごうとする。また、軍隊を除隊したジヒョクは、航空学校の将校に任命される。ジヒョクとギョンウォンは再会し、やがて二人の気持ちが変わらずに強いことに気づく。
やがてキョンウォンは、自分の故郷である韓国への長距離飛行に参加したいと願うようになる…。