一見すると、『ブレスドネス』。モンスターズ&スペクターズ」は、複雑で難しく、簡単にまとめられない感じがします。ストーリーや感動ではなく、概念から概念へと展開するため、異質な感じがする。妖怪、妖怪、福の神という3つの章の点と点を結ぶのが難しい。予言めいた言葉や難解な内容のナレーションが頻出し、幻想や非現実のシーン、時には舞台写真まで登場して物語をかき乱す。本作の主人公であるソンシム、ウンス、ソンチョルの3人は、現実の前では無力な存在である。ソンシムとウンスはこの社会から拒絶されたゲイの恋人たちであり、彼らの愛は失敗している。
(出典: JIFF)