バヤニング サードワールド (1999)

二人の映画監督がホセ・リサールの生涯をテーマにした映画を作ろうとする。その前に、彼らはフィリピンの国民的英雄のヒロイズムについて調べようとする。特に注目されるのは、彼が主に2冊の小説『ノリ・メ・タンゲレ』と『エル・フィリバスターイスモ』を通して表現した、フィリピンのスペイン統治時代のローマ・カトリック教会に対する彼の見解の撤回とされるものである。その調査は、母親のテオドラ・アロンソ、兄弟のパシアーノ、トリニダッド、ナルシサ、恋人で妻のはずのジョセフィン・ブラッケン、リサールの撤回を目撃したとされるイエズス会の司祭ビセンテ・バラグエルといったリサールの人生における重要人物への「インタビュー」を主な手段として行われる。やがて2人の映画作家は、リサール本人に「インタビュー」して、問題の真相に迫ることになる。
(出典：Wikepedia)