17歳の反抗的な韓国人女子高生ミンソは、母親と母親の無一文の恋人と小さなアパートで暮らしている。彼女は母親の恋人を憎み、二人のことを理解していない。
バングラデシュから出稼ぎに来ている29歳のイスラム教徒、カリムは1ヵ月後に韓国を発たなければならない。出国を前に、彼は未払いの給料を受け取るため、必死で元上司を探している。
ある日、ミンソはなくなった財布を見つけるが、持ち主であるバングラデシュ出身のカリムに捕まってしまう。警察への通報を思いとどまらせようと、ある頼みごとを持ちかけ、1年分の給料を滞納している元上司の行方を追うことにしぶしぶ同意する。
バンドゥビはベンガル語で、英語の「Friend(友人)」の意味。