タゴンは今やアルトダル一の権力者となっていた。彼は、敵対するヘー族の娘テアルハとは、共通の野望を抱いているだけに、愛情深い関係である。
サヤは、サラム族とヌワンタール族の混血であるイグトゥ族であるため、塔に閉じこめられている。タゴンはヌワンタルを全滅させる戦争で、赤ん坊だったサ・ヤの命を助け、アルスダルに連れ帰ることを選択した。アーサダールではイグータスが嫌われているため、彼とサ・ヤの関係は複雑である。テ・アルハはタゴンが彼を育てるのを助けている。
タンヤは、自分たち一族が人質として捕らえられていた炎の要塞から脱出しようと、ある部屋に入っていく。 その部屋は、ウンソムが夢で見たのと同じような部屋だった。そこで彼女はウンソムそっくりの少年を見る。
塔からの脱出を願うサヤと、アルスダルへの復讐に燃えるタンヤが初めて出会った後、どうなるのだろうか?
(出典ビシャリングル