タクシー運転手のサングーは平凡な父親。大企業の工場で働く娘のユンミを誇りに思っているが、どこかユンミに申し訳ない気持ちもある。貧しい家庭のため、ユンミは大学に進学できなかったのだ。一方、ユンミは父に「いつか新車を買ってあげる」「幼い弟妹のために大学の学費を払ってあげる」と言う。
就職して2年足らずで、ユンミは体調を崩し、家に戻ってしまう。勤務先の会社から適切な治療を受けることができず、ユンミは亡くなってしまう。サングはユンミに、彼女のことを他の人に知らせると約束する。
~~半導体工場で働きながら白血病で亡くなったファン・ユミの実話を基にした作品。