芥川賞作家・柳美里の小説を原作とする「雨と夢のあとに」は、超常現象と父と娘の絆を描いた物語である。
桜井智治は片親で、娘と非常に親しい関係にある。趣味のひとつである蝶の捕獲と収集のため、台湾に渡り、非常に珍しい蝶、トロイデスマゼランを捕獲してきた。あまりに珍しいので、”幻の蝶 “と呼ばれているんです。この蝶を捕まえた者は、自分も幻の蝶になるという伝説がある。
帰国した智春の娘・雨は、父から電話がかかってこないことを心配していた。しかし、帰ってきた友晴は、自分がどうやって日本に帰ってきたのか、何があったのか、まったく覚えていない。そんな中、雨は自分の周りで奇妙なことが起こり始めていることに気づく。
隣人の明子の助けを借りて、台湾で起こったことを調べ始めると、恐ろしい結論に至る。
(出典:wiki.d-addicts.com)