2050年、人類が別の時間、平行世界へ移動する手段として、組織「アリス」が結成された。しかし間もなく、旅人の終わりを予言する「予言の書」が発見される。この本が悪人の手に渡るのを防ぐため、アリスはユ・ミンヒョクとユン・テギを1992年に送り込み、最後の保管者とされる人物からこの本を取り戻させる。テイはこの任務の間、ユ・ミンヒョクの子供を妊娠していることに気づき、二人の子供を育てるために残ることを決意し、パク・スンヨンと名前を変えてユ・ミンヒョクから身を隠すのだった。
パク・スンヨンの息子であるパク・ジニョムは、2020年に成功した刑事である。彼は、量子力学と時間力学を専門とする物理学の教授であり、母親にそっくりなこの世界のユン・テギと出会うことになる。パク・ジンギョムとユン・テイの出会いが、予言の書の再発見と答え探しの旅の始まりだった。
(出典スノーワールド