赤鼻のセンセイ

石原三太郎は、赤い鼻がトレードマークの、客を楽しませるのが得意な家電量販店員。しかし、実際の売り上げは芳しくなく、すぐにクビになってしまう。恩師の紹介で、病気で学校に通えない子供たちのための中学校教師として、病院に就職することになる。子供たちを元気づけようと、お笑いに挑戦するが、笑顔を引き出すことさえできない。小学校の教師である田川からは「教育に力を入れるな」と叱られる。辛い出来事を経て、子どもたちに笑いを届けたいと強く思うようになるが、田川、小児科医の遥との間にさらなる確執が生まれる。–トーキョーグループ