始まりは「野犬」だった。2017年の春、メディアで野犬のニュースが多く流れた。
つまり、都市部の再開発地区で、人々が犬を捨てて出て行ってしまい、飼い主を失った犬たちが山に登って野犬の群れになったというのだ。
都会の中の野良犬。なぜか矛盾した話のように思えたので、野犬を求めてソウルのダルドンネに最後に残った村、ペクザ村を訪ねました。一軒から一軒が空っぽの村では、放浪する犬や1メートルの鎖につながれて苦しむ犬たちが大変な目に遭っていた。都会では人間と動物が一緒に幸せになれないのか?その答えを探す1年間をカメラに収め、旅の終わりには、旅先で疲れた命を癒す美しいコンサートが開かれる。
(出典:ハンシネマ)