箪笥 (映画)

スミとスヨンは、長期の病気と入院を経て家に戻ってきた。母が亡くなってから、以前とは違う生活を送っていた。継母のウンジュは二人の帰宅を歓迎する。2人のうち年上で強いスミは、家族の問題に関しても自分の意見をはっきり言う。スヨンは継母を警戒しており、スミに助けを求めている。継母にいじめられ、嫌がらせを受け続ける二人は、父親のために我慢するしかない。スミはスヨンに、継母に二度と殴らせないと約束する。そんな中、この家では不可解なことが起こり始める。何かが変わった。それが何なのか誰にもわからないが、姉妹にはそれが感じられる。帰ってきた最初の夜、スヨンは誰かが階段を駆け上がり、ドアを開け、ベッドまで歩いてくるのを聞く。布団をかぶると、すぐに引き剥がされ、誰もいない。継母の仕業だろうか？それとも、もっと邪悪な何かが働いているのだろうか。家の中にいる超自然的な力が、みんなを追い出そうとしているのだろうか。