2008年の北京オリンピックを前に、中国南部のある小さな町では、1950年代の朝鮮戦争に従軍した張大千が思い出に浸るか、息子の家族の世話を焼いている。彼らは仕事が忙しく、家庭や、10代を迎えつつある西洋かぶれの息子、小松にもあまり関心が持てないからである。戦友の葬儀に招かれた大昌は、密かに北京への旅を決心する。そしてシャオソンは、勉強をしないために自らその旅に誘うのだが…。
そして、老人と孫が旅に出て、世代と価値観の衝突を経験し、一方は昔ながらの価値観を好み、他方は現代の便利さを好むという、笑いに満ちたさまざまな不運を経験する、忘れがたい体験が始まるのです。二人の旅仲間は美しい風景を楽しみながら、親孝行と忠誠心という教訓を学び、二人を結びつけていくのです。
(出典: OAFF)