祖母の養子となったクワンホと一緒に育った唖の少年マン・チョウを描いた物語。シトライサンとの三角関係に巻き込まれながらも、想いを募らせていく。自分の幸せのために無私の犠牲を払うしかない。
1980年代、サ・キウという歌手は双子の娘と暮らしていたが、やがて愛ゆえに仲たがいしてしまう。一人は家を出て行き、もう一人は出産で亡くなった。孫娘のクワンホを一人で育てることになった彼女は、マンチョウという唖の男の子を養子に迎えた。時が経ち、クァンホの実父が現れたことで、三世代に愛憎が生まれる。マンチョウ、クワンホ、シトライサンは運命的に出会い、家族の愛情を超えた兄弟の絆が、彼らの関係を複雑なものにしていく。