『京都からの手紙』は、性格の異なる3姉妹とその母親の物語を描く秀逸なファミリードラマです。作家を夢見るヘヨンは、うまくいかず釜山の影島に帰る。影島は多くの見知らぬ人が流入して家を構える場所であり、一度入るとなかなか出られないという言い伝えがあります。三姉妹の母は京都出身だが、人生のほとんどを影島で過ごし、長女のヘジンはこの地域を離れずに家族の生計を立てている。末っ子のヘジュは高校卒業後、影島を離れようとする。人生の転機を迎えた家族の新たな日常を映し出すとき、静かな眼差しの中に生命の微妙な振動が伝わってくる。 (出典: 釜山国際映画祭)