A Is for Agustin (2019)

フィリピン諸島の片隅に住むアグスティンは、歌うことが大好きな先住民族だが、読み書きを習う機会がなかった。上司に何度も賃金をごまかされ、40歳のアグスティンは1年生になることを決意する。それから6年、アグスティンは、学校での子どもたちの世界と、外の世界の厳しい現実との間で、次第に引き裂かれていく。家族のニーズが高まり、食料やお金が不足していく中、アグスティンは自分自身の成長のための探求を続けるか、息子にその機会を譲るかの決断を迫られる。この映画は、観客をアグスティンと共に夢と希望を抱かせ、彼の楽観主義や多くの先住民の楽観主義を究極的にもろくしている厳しい現実を理解するよう、没入型のスタイルで撮影され語られています。