1950年代初頭、中華民国が敗れ、共産主義者による中華人民共和国が成立し、中国内戦が終結した。中華民国軍第93師団の兵士たちは、家族を連れてビルマ(ミャンマー)北部に入り、中国南西部を後にする。ジャングルの中を歩くため、災害や物資不足に見舞われるが、中緬国境にたどり着き、村を作り、同盟を結ぶ。彼らは村を作り、地元の武装集団と同盟を結び、ビルマ政府からの攻撃に対抗する。その後、移転した中華民国政府が兵士とその家族を台湾に送ると申し出るが、政府に失望した何人かは留まることを決意する。
この映画は、中華民国陸軍第93師団がミャンマーとタイの国境にあるサンティキーリ(メーサロン)に避難した実話をもとにしたボー・ヤンの小説「異界」を原作としている。